雑談
生まれてくる命の無事を祈って・・・
出産祝いは厳密に言えば出産後の母子とその夫を祝うためのイベントですが、言葉を額面上だけで捉えず生まれてくる子を祝うという目的で何かギフト、プレゼントをあげることもあります。この場合、まだ生まれていない赤ん坊に対して何か贈るのではなく、むしろ無事に生まれてきますように、母子共に無事でありますようにと願いを込めた贈り物となります。出産の無事を願うと言えばやはり”安産祈願のお守り”が一番かと思いますが、出産を控えた母親に安産祈願のお守りを渡している人はあまり見かけません。しかし、母子共に無事に生まれてきて欲しいと願わない人はいませんし、かねてより御利益があると言われている安全祈願のお守りを贈るのはなんら礼に反した行為ではありません。出産祝いの前に、出産が無事に終わるよう祈りを込めて安産祈願のお守りを贈ってみてはいかがでしょうか?
ただのお守り、されどお守り
安産祈願のお守りは神社などで容易に手に入りますが、これを顔見知り程度の人やあまり縁の深くない知人が当事者に贈るのはあまり好ましくありません。ごく親しい友人や家族が贈る分にはいいのですが、ほとんど知らない人からお守りをもらってもあまり御利益はない、と考えられているようです。ほかの出産祝いに比べて大分安く、簡単に手に入るお守りですが、安易な気持ちでプレゼントするのはやめておきましょう。
複数回目の出産祝い
少子高齢化と叫ばれて久しい昨今、一家庭当たりの出生率が1.3%程度という統計がでていますが、家庭によっては二、三名の子供を授かっているところがあります。一番最初の赤ん坊の時に出産祝いをしたらからと言って、その後に生まれた赤ん坊の出産祝いは贈らない、ということはないので、ここは素直にお祝いの品、お祝儀を贈ってあげましょう。二人目以降はお祝儀の金額は少なくても問題ありませんが、一人目のお祝いの時に贈ったものとまったく同じ品というのは好ましくないので、必ず違う品を贈ってあげましょう。
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Last update:2023/4/19